2021.12.31 Fri
しめ縄の1年-完結編-
プーラビーダでは毎年12月30日までにはお正月飾りが各店舗整います。そのしめ縄が、どのようにして作られるのかを、2021年は1年を通して記録してきました。
プロの腕前!
Sさんはしめ縄を作り始めて60年。プロの腕前です!
のれん作りは1年に1シーズンの作業、毎日する作業ではないですが、Sさんはテキパキと!たった20分で2メートルの、のれんが完成しました。
その横でサポートするTさん。藁に霧吹きで水を吹きかけ、藁に水分を少々与えて、その後に横づちで藁を柔らかくします。
井上さんのお父様が、生前ご自身で作られた横づち。どっしりとした重さで、たくさんの想いがぎゅっと乗せられた横づちのように感じました。
しめ縄ができるまで
一方そのころ別のところでは、しめ縄の飾りを作成中。しめ縄の真ん中につけるものです。
藁の節は折れやすいので、節があれば下に押して節を避けて折っていきます。
私がいろいろな所の写真を撮っている間に、いつの間にか3個も完成していました!
井上さんを始め、多くの方々が手作業で愛情を込め、部分、部分を分担して作業をしているみなさんの姿に感銘を受けました。伝統を次の時代へ…。歴史・文化に想いを重ね、今日も海蛍わら工房はしめ縄を作っています。
<しめ縄の1年↓>