2021年1月22日(金)
日本のいいもの展
1/7(木)~1/31(日)
「青森・奥会津のかごたち」
ひとつとして同じものがない唯一無二のかごたち。職人さんの手でひとつひとつ時間をかけて作られました。山葡萄(やまぶどう)蔓(つる)やアケビの蔓が素材となり、使えば使うほど柔らかく艶の出るかごに。孫、そして、曾孫の代まで受け継ぐことができる…そんな特別なかごです。
貴重で想いが込められた「かご」
もともと、日本の生活用具のひとつでもあり昔から使われている山葡萄蔓の皮やアケビの蔓、農家の人も使用している細くて丈夫な素材は、職人さんたちによって集められ、かごとして使われるのは採取した中の約2割程度しかない貴重な素材なのです。
そんな山葡萄やアケビは確保するための時期もあり、近年では環境の変化により採取できにくくなってきています。
採取された素材ですぐにかごが完成!ではなく、採取後1年干され乾燥させます。その後、素材をやわらかくするためにお湯に浸けて…かごを1つ作るの1年以上もの月日が流れます。大事に大事に作られた職人さんの想い溢れるかごです。
山葡萄のかご
もっとも寿命が長いカゴといわれている山葡萄のかご。他のかごの素材に比べて耐久性に優れ、適度な手入れで100年以上持ち、孫や曾孫の代まで受け継ぐことが出来ます。
アケビのかご
アケビの材質はしなやかで丈夫。日に当たらずに育った蔓は美しい艶のある茶色をしています。
小ぶりで軽く、近くにお出かけする際なども気軽に持ち歩くことができます。
くるみのかご
山葡萄より柔軟性差があり、素朴で温かみのある優しい印象です。使い込むほど艶の深みを増してゆき、優しい触り心地になっていきます。
お手入れ方法
よりきれいに長持ちするために、亀の子たわしで毎日磨くと磨けば磨くほど黒く艶のあるかごに。日陰の風通しの良いところで乾かしてください。
同じものは一つとしてないそんな特別なかごたち。ぜひ、店頭で手に取ってお気に入りの「かご」を見つけみてください。
プーラビーダ霧島店
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