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2022年4月9日(土)

高千穂の棚田米と、国富町の千切り大根

地域とともに伝統文化、地域農業の進展への取り組み

梅田学園の高千穂米と千切り大根

高千穂町の棚田米・国富町の千切り大根は、宮崎の梅田学園さんが地域とともに伝統文化、地域農業の進展に貢献したいという思いから取り組まれてつくられました。

 

世界農業遺産・日本の棚田百選

神話の郷「日本の棚田百選」棚田は日本の原風景だといわれます。地形に合わせてつくられるため、棚田は幾重にも重なる 曲線を描き自然との調和がとても美しく、高千穂郷の栃又棚田は、棚田の持つ環境保全効果や農村文化の継承が評価されて、農林水産省により全国の代表的な棚田として「日本の棚田百選」にも選ばれています。
また、湛水することで水管理や土壌改良となり、ダムの役割 をすることで水量保全にもなります。美味しい米を作るのと同時に棚田の景観を守っています。

※宮崎県高千穂郷・椎葉山地域は、世界的に重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域として、2015年12月に国際連合食糧農業機関(FAO)により 世界農業遺産として認定されています。

 

神話の郷で寒暖の差が磨いた旨味あるお米

梅田学園の高千穂町棚田米

神話の郷「世界農業遺産」高千穂町の栃又棚田にて栽培している棚田米。
高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、椎葉村は、2015年世界農業 遺産に登録されて棚田による水稲栽培も山腹水路を流れる水の恵みによって美味しいお米が収穫できます。水と土、そして昼夜の寒暖差が激し気候から旨味が強く、食感もモチモチとしたお米です。
また、棚田百選に選ばれた高千穂町川登地区にある栃又棚田は、120年以上も前に先人たちの大変な苦労と努力に より完成した山腹水路の賜物で、私たちはこの想いを守りたい、未来にもこの景観を残したい、そして先人たちの功績を伝えたい。そんな想いから生まれたお米、それが高千穂棚田米です。

 

生産量日本一を誇る国富町の千切り大根

梅田学園の千切り大根

宮崎県国富町は千切り大根の郷。宮崎県は全国の90%を生産するといわれるほど、日本一の千切り大根(切り干し大根)の産地です。島連山から吹き降ろす寒風「霧島おろし」と南国みやざきの強い日差しのもと栄養を凝縮。真っ白い大根は、霧島おろしと南国特有の強い日差しのもと、半日から1日あまりで、大根の辛味成分が甘味に変わりクリーム色に縮れた千切り大根に生まれ変わるそうです。このクリーム色が千切り大根の美味しさのサインと言われています。

 

宮崎の地域農業を盛り上げたい

ここ国富町に伝わる伝統的な千切り大根の生産加工方法そして、地域に根ざした人の暮らしと営みを守り、地域に伝わる伝統的な生産方法を引き継ぎ、地域農業を盛り上げたい!そんな想いを込めてこの千切り大根は作られています。
伝統的な日本在来の食品には健康食品が多い中、千切り大根は安くておいしく、保存もきき調理も簡単。そして栄養学的にも優れています。 無添加、無着色の自然食品で、カルシウム、ビタミンB、C、Dを多く 含み、食物繊維も豊富です。

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