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2021.12.23 Thu

しめ縄の1年 ①

プーラビーダでは毎年12月30日までにはお正月飾りが各店舗整います。そのしめ縄が、どのようにして作られるのかを、2021年は1年を通して記録してきました。

 

ここだけの裏話

実は毎年、しめ縄を揃えるのに苦労していました。西米良に行く途中の銀鏡で長年しめ縄を編んでいる方を尋ねて譲っていただいたり…。2020年までは、古城の婦人会の方々か編まれたしめ縄を飾らせて頂きました。

しめ縄の1年

しかし、高齢化により、原料となる稲の栽培を辞める農家が増え、同時に編む作業を続けられないなどの理由で入手が困難になるばかりでした。

 

しめ縄の1年お客様をお迎えする入り口に飾るしめ縄は、顔の見える方から、この土地で採れる稲藁から作られたものでなければ飾る意味が無いと考えていました。
そんな時に出会ったのが、これからご紹介する、海蛍さんでした。

 

海蛍わら工房さんとの出会い

年の瀬の差し迫った時、いつもお世話になっていた所から「もう今年は作るのは止めました」と、しめ縄の販売を断られてしまいました。
途方に暮れていた時、ようやく見つけたのが海蛍わら工房さん。すぐにご連絡をしましたが、やはり時期も時期であったので「もう予約を受けていた方の分しか無いですね」と最初の電話で断られました。

しめ縄の1年ところが、30分くらいでしょうか?海蛍さんからお電話があり、「いろいろお話を聴いて考えてみましたが、ご縁を感じました。全店分は揃わないと思いますが、多めに作って親しい方にお分けする分がありますので、それで良かったらどうぞ飾ってください」そう言ってくださったのでした

 

<しめ縄の1年↓>

しめ縄の1年 ➁

しめ縄の1年 ➂

しめ縄の1年 -完結編-

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